施工の流れ

  1. step01
    基本提案
    排水処理システムは、排水の量や質を十分に考慮したシステムでなければ、その機能を果たしません。フジクリーンでは、排水処理システムの提案にあたっては、まず徹底的な調査と分析を実施し、基本プランを作成します。
  2. step01
    設計インプット
    FRP製合併処理装置は、CADシステムによって設計しています。排水の処理方式や汚水量、流入水質、放流水質、配置方法、積載荷重条件など、あらゆる設計条件をコンピュータにインプットします。
  3. step01
    精算・仕様決定
    必要な設計条件をインプットすれば、設計・製図・積算をわずか30分で完了。迅速で正確なCADシステムによって、きわめて信頼性の高い排水処理システムが決定されます。
  4. step01
    受注
    とくに、工場や食品を扱う廃水処理は、豊富な実績とデータを活用しつつ、将来の変動までも見通したシステムを提案しています。こうして、ご希望に沿った排水処理システムのプランが完成した後で、受注契約を結びます。
  5. step01
    製品製作
    こうして決定されたFRP製合併処理装置のプランは、系列工場でいよいよ製作が始まります。CADシステムにより作成された精密な図面をもとに、生産工程から品質管理にいたるまで、CAMシステムをフルに活用。管体は、フジクリーンが独自に開発した自動成形機で成形。マンホールや流入口などの穴あけ加工も独自に開発した加工機、ロボットを駆使し、品質の安定・向上とともに、作業時間の大幅な短縮を実現。成形から加工まで、一貫工場生産ならではの優れた品質と性能の製品が作り出されています。そして完成した製品は、水張り検査などの最後のチェックを終え、施工現場に出荷されています。
  6. step01
    施工
    完成したFRP製合併処理装置は、工場から施工現場に直送。フジクリーン独自の工法「柱付管体」で、スピーディに施工が進められます。この方法は、FRP製合併処理装置の槽本体に鉄筋コンクリート補強柱を一体成形したもので、施工現場での作業を省力化。大規模な浄化槽でも、現場ではほとんど据え付けるだけの作業で済むため、工期が大幅に短縮されます。
  7. step01
    試運転・調整
    施工が完了すると、設計通りに排水処理が行われることを確認するために、各種の装置の機能をきめ細かくチェックし、試運転を実施します。
  8. step01
    引き渡し
    FRP製合併処理装置が正常に働くことを確認のうえ、引き渡しを行います。運転方法や維持管理の仕方なども、専門のスタッフがわかりやすくアドバイスしています。
  9. step01
    メンテナンス
    水質保全のためには、正確な運転と適切な維持管理が不可欠です。愛知フジクリーンでは、定期的な水質検査や機能のチェックをするために、全国をネットするサービス体制をいかし、専門スタッフを派遣しています。とくに、産業廃水や食品工場などの廃水は、流入水質や汚水量が変化することが多いため、的確なメンテナンスをおすすめしています。

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